貴方の持つ尊さ(長所、自信、特技)を5つ挙げてみてほしい制限時間は30秒だ何でも良い人徳、容姿、技術、資産、経歴、地位...思い浮かんだだろうか?それらが貴方の愚かさを表している私は主張する全ての人間は愚かである尊ばれるべき要素を1つでも持ち合わせていると考えている時点で貴方は愚かなのであるここまでの話を聞いた読者は、2つのタイプに分かれるはずだ1つ目は、愚かな人間特有の、自尊心を傷つけられて興味関心を無くした読者である9割9分がこのタイプであるもし気分を害したのであれば閲覧をやめてもらっても一向に構わない愚かな人間は、引き続き愚かなままに生きる権利を持っているのだから2つ目は、多少の混乱を覚えつつも、筆者がそう主張する理由について思考を巡らせている読者であるもし貴方がこの類稀なタイプであれば、これからの主張を聞いて、愚者の中でも比較的良い愚者になれる可能性を秘めている順を追って説明しようまず、考えてみてほしい先ほど挙げた尊さは、何故、尊ばれるべきだと貴方は考えていたのだろうか?人徳、容姿、技術、資産、経歴、地位...理解の早い読者であれば、おそらく1つの結論にたどり着くだろう他者から称賛を得られていたため愚者の信じている尊さは、多くの他者からもたらされる成功体験に依っているのだしかし残念ながら、それは貴方の確固たる尊さを保証しないのである何故なら、称賛する他者も同様に愚者であるからだ。言うなれば、絶対的な指標をもたらす他者は存在しないのである。貴方が持ち合わせていると思っているその尊さは、原理的に貴方の思い込みである可能性から抜け出すことができないのだ人徳、容姿、技術、資産、経歴、地位...ほとんどの愚者は、そういった愚者同士の生み出した偽の尊さに気づかず、偽の尊さを求めて愚行に走り続ける。時には、他者に愚行の尊さを説いて、周囲を愚行に走らせることもあるここまでの話を聞いて、飲み込みの早い読者であれば少なからず虚無感に襲われているかもしれないそれも当然だ人生の指標に据えていた価値基準や、これまで大切にしてきた尊さは、全て愚者の愚行によって生まれた偽物だと知ってしまったからだしかしその感情は、この主張が貴方に前向きな変化をもたらし始めている証拠だ大切にして欲しい最後に、愚者は愚者でも、より良い愚者になるための2ステップを授けようまず1つ目は、これまで話してきたように、読者自身も含め誰も確固たる尊さを持ち得ていないと自覚することだ。おそらく、ここまで読み進められた読者であれば、この段階は容易に乗り越えられることだろう(もしかしたら、既にこの結論にたどり着いていた稀有な読者もいたかもしれない)そして2つ目が、(ここに誘導先を入力)