お前らーーーーっ!奥深いゲームを作りたくないかーっ?!?!?!ゲームなんて奥深いに越したこと無いよなぁ?!じゃあ作ろうぜ!奥深いゲームを!!!俺が!ゲームを遊んでいて思った!奥深いゲームの!共通点を!話していくぜっっっ!!!(息切れで床にぶっ倒れる)奥深いゲームとはあぁすみません...まずは「奥深いゲーム」の定義をしないといけませんよね。彼は凡ミスをしてしまいました。以後気をつけるよう伝えておきます。例えるなら...飲んだくれの炭鉱夫が書いた論文のようなものですね。(咳払いをして淡々と続ける)奥深いゲームとは、プレイヤーごとに異なる遊びを提供したり、何度でも遊べるリプレイ性を兼ね備えたゲームの事を指します。例えるなら...味のし続ける百味ガムのようなものですね。(肘を机の上に置いて続ける)そういったゲームは往々にしてプレイヤーに代替不可能で印象深いゲーム体験を提供します。おそらく、自由度とインタラクティブ性の高さがプレイヤーのゲームに対する多様なイメージを生み出しているのでしょう。例えるなら...民主政治のようなものですね。その1「目的が複数ある」(メガネを中指で押し上げる)(重々しい声で続ける)私が考察するに、奥深いゲームには複数の目的が用意されていると考察する。ここで述べたゲームの目的とは、ゲームのエンディングに到達する手段やゲーム内で報酬を得る手段とも表現できるだろう。例えば、アクションゲームであればゴールまで到達すること、レースゲームならハイスコアを更新すること、アドベンチャーならストーリーを進展させること...(具体例をブツブツと列挙し続ける)(4時間後...)(白衣を翻して後ろを振り向く)(何かがなぐり書きされた黒板を叩く)必然的に、複数の目的が含まれている奥深いゲームは、複数のジャンルを組み合わせたゲームである事が多い。RPGはその最たる例で、没入感を演出するためのアドベンチャー的な側面が用意されているのはもちろんのこと、成長システムや戦闘システムにおいて他ジャンルからの引用が行われている事例を確認できる。例を挙げるなら、アクションRPG、シミュレーションRPG、オープンワールドRPG...(具体例をブツブツと列挙し続ける)その1.5「ゲームの目的がプレイヤーに委ねられている」(扉を勢いよく開け放つ)あ!先生またひとり言してんじゃん〜。先生こうなると止まらないのよね〜。まぁいいや。私が話を続けるとね、(ゆっくりと教室を歩き回る)ゲームの目的がプレイヤーに投げられているゲームもある意味では目的がたくさんあると言えるの。プレイヤーがゲームの目的を設定するから、プレイヤーの数だけゲームの目的があるってこと。例えば...えーっと、(机の縁を人差し指でなぞる)あー、サバイバルゲームやサンドボックスゲームとかはそうね。ルールは用意したから後は自由に遊んでねーって感じ?まぁゆるい目的はあるかもしれないけど、絶対にやらなきゃいけないって事も無いし、ゲームによってはエンディングが用意されていないなんてこともあるの。ホント、ゲームって色々よね〜その2「目的の達成手段が複数個用意されている」えっ私?!私ですか?!...いやいや、そんな私が語れることなんて全然...えっ、奥深いゲーム?奥深いゲームですか、奥深いゲーム...そうですね(少しの間黙り込む)(バッと顔を上げて早口でまくし立てる)わっ、私思うんですけど、奥深いゲームと評されるゲームって、目的を達成する方法が何個も用意されていると思うんですよ。何個もです!私はメトロイドヴァニアが大好きでメトロイドヴァニアと人生を共にしたと言っても過言じゃないんですけど...えっメトロイドヴァニアを知らない?じゃあアクションゲームで良いです。アクションゲームの目的は敵を倒して先に進むことですよね?奥深いアクションゲームは敵を快適に倒す方法が何通りとあるんです。それはもう何通りとです!攻撃範囲が広いとか、ダメージが大きいとか、何度も連続で攻撃できるとか、敵を追尾するとか!「敵を倒す」という目的を実現する手段が何通りも用意されているんですよ!それで用意されてて、その手段がお互いに良い効果を与えたり、お互いがお互いの足を引っ張っていたりしているんですよ。要はシナジーです。シナジー。あんまりにも無法地帯だったらゲームバランスを整える目的で何かしらのコストが課されていたりもするんですよね。MPとか上限値とか行動回数とか。私は私の好きに遊びたいので厳しい制限はしないで欲しいと思いますけどね。ところでさっき話に出てたメトロイドヴァニアの魅力を話したいんですけど良いですか?良いですよねあのゲームジャンルの素晴らしい所は(録音が途切れている)終わりに(男が椅子の上で腕を組んで座っている)なるほどな。お前らの言い分はよーく分かったぜ。奥深いゲームを作りたいなら、ゲームの目的を複数用意して、その目的の達成手段も複数用意しろってワケだな。なんだかフワフワして抽象的?な話だったけどよぉ、俺は何となーく理解ったぜ。(のろのろと立ち上がる)しかしよぉ、俺は1つだけ、疑問に思ったんだ。(目の前に座る各々を見て言う)お前らさぁ、「奥が深い」って思うゲームを挙げてみてくれよ。なぁ?(爆音で叫ぶ)『Noita』アアアアアアアアアアア!(少しの間をおいて続ける)『UNDERTALE』ね。例えるなら、海外の露店で見つけた不思議な味のジュース...(何かを言っているのが聞こえる)『Factorio』『Satisfactory』『MINDUSTORY』ブツブツ...(ソプラノ声で言う)『Minecraft』かなぁ(待ちきれずに話し始める)『Hollow Knight』は神!Hollow Knight最高!やっぱりHollow Knight!人それぞれだな。それならよぉ、そのゲームの開発期間と開発人数は一体どれくらいなんだ?(それぞれがゲームの開発期間とチームの規模を言っていく)3人で8年半、600人で18年、1人で4年、3人で4年...なるほどなぁ。どれも年単位で長期間だぜ。もしかして奥深いゲームってのはよぉ、さっき言ってた2つの理屈の前に、大量のコンテンツが土台にあって初めて成り立つものなんじゃないのか?だとしたら、インディーレベルの開発者が本当に奥深いゲームを作るってのは...まったくリスキーな挑戦だと俺は思うぜ...だがよぉ、そんな奥深いゲームを作りたいと思っているゲーム開発者を俺は全力で応援したい。何年もかけて情熱を込められたモノってのは、きっと後世に残る素晴らしいゲームになるに違いねぇ。是非とも俺はそんなゲームを遊んでみたいぜ。まぁ、無理はしないようにな。長期間のゲーム開発で身も心もボロボロになっちまったら、ゲームを作るのも遊ぶのも楽しくなくなっちまうからな。案外、全力投球し過ぎずのんびり作り続けるってのが大事なのかもな。(息も絶え絶えに叫ぶ)やる気!!!やる気さえあれば!どんなゲームも完成できる!!!頑張れーっっっ!!!(静かに続ける)肝要なのは計画ね。するべきことを入念に把握できていれば、いずれ目的は果たされるでしょう。例えるなら、私?ふふ(黒板に何かを書き殴っている)先駆者のゲーム開発を観察記録し、予想される障壁を回避することが重要だ。ブツブツ...(こちらを真っ直ぐ見て言う)1人で作り続けるのは大変だから、みんな作るのが良いんじゃない?きっと楽しいよ(ギリギリ聞き取れる早口で話す)こだわりですよ。こだわりは大事です。こだわりにこだわっていればいつの間にかゲームは完成しています。こだわりですこだわり...そういうお前らはゲーム開発の進捗出してるのか?「「「「「今やってる!」」」」」